大西 朋句集『片白草(かたしろぐさ)』
四六判ソフトカバー装クーターバインディング製本。178頁 2句組
著者の大西朋さんは、昭和47年(1972)年生まれ、茨城県つくば市在住。平成17年(2005)に宇佐美魚目に師事、平成18年(2006)「晨」入会、平成22年「鷹」入会、小川軽舟に師事、平成28年(2016)第4回星野立子新人賞受賞、現在「晨」同人、「鷹」同人。本句集は第1句集となる。序文を小川軽舟主宰が寄せている。
装釘は、和兎さん。
シンプルなもので、白と緑を使って欲しいというのが大西朋さんのご希望だった。
カバーには和紙風のものをというのもご希望のひとつ。
帯は光沢のあるものにカラー印刷をしてみた。
これは和兎さんの試み。
帯をとったところ。
見返しをグリーンに。
クータ-バインディング製本。
このグリーンがテーマ色である。
処女句集らしい仕上がりの白を美しくみせる一冊となった。
(ふらんす堂「
編集日記」2017/10/10より抜粋/Yamaoka Kimiko)