鳶の空2017.12.29

 

山本吉人句集『鳶の空』(とんびのそら)

 

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四六判ハードカバー装 202頁

著者の山本吉人(やまもと・きちじん)さんは、昭和24年(1949)山梨県南アルプス市生まれ、東京・日野市在住。平成7年(1995)に「狩」に入会し俳句をはじめ、平成20年(2008)「狩」同人。俳人協会会員である。本句集は、俳句をはじめてから平成28年(2016)までの作品を収めた第一句集である。序句、帯文、鑑賞二句を鷹羽狩行主宰が、跋文を「狩」同人の鈴木伊都子氏が寄せておられる。

 

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本句集の装釘は君嶋真理子さん。

 

 

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著者の希望されるブルーをいかに装釘に反映させるかに腐心してもらった。

 

 

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タイトルは黒メタル箔。

 

 

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表紙はもちろん紺。

この紺にもこだわりがおありだった。

 

 

 

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花布、栞紐も青で。

 

 

 

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暮れてゆく空が表現されているだろうか。

見る者をはるかな思いへとさそう、そんな表紙となったのではないだろうか。

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2017/12/20より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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