新家月子句集『赤い靴』。

A5判ペーパーバックスタイル。 72ページ。4句組。第1句集シリーズ
第1句集シリーズがはじまった。始めて句集を刊行する人のための低コストでできる句集を、という多くの方の要望に応えたものである。基本的には結社推薦でお願いしているもの。
本句集『赤い靴』は、第1番目の刊行となった。
著者の新家月子(しんや・つきこ)さんは、昭和46年(1971)年千葉生まれ、俳誌「円虹」所属。平成16年から29年までの14年間の作品を収録している。序文を山田佳乃主宰が寄せている。
本句集の装丁は和兎さん。
第1句集シリーズはすべて装丁は同じである。
色のみが異なる。




帯をとったところ。


扉。

3句から5句組まであるが、新家さんは4句組。


72ページの薄さではあるが、A5判でやや大きめである。
第1句集という爽やかな軽快さにみちたシリーズになりそうである。
多彩な顔ぶれになって欲しいと願う。
(ふらんす堂「編集日記」2018/7/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)