柏木博句集『迦陵頻伽』(かりょうびんが)

四六判ハードカバー装帯あり 212頁 2句組
著者の柏木博(かしわぎ・ひろし)さんは、1937年神戸市須磨区生まれ、現在は奈良県北葛城郡にお住まいである。2004年から朝日新聞の投稿欄で俳句をはじめ、「運河」、「狩」、「幡」を経て、2020年「鷹」に入会、小川軽舟に師事、現在にいたる。 俳人協会会員、奈良県俳句協会会員。本句集は第1句集で2002年から2020年までの18年間の作品を二章にわけて収録、各章を四季別で編集したものである。序文を小川軽舟主宰が寄せている。
本句集の装釘は和兎さん。
「迦陵頻伽」というまぼろしの鳥をどうブックデザインするかはたと悩んだらしい。


そして羽を図案化したのだった。

タイトルはツヤなし金箔。











扉。


赤い花布とグレーの栞紐。

(ふらんす堂「編集日記」2022/9/6より抜粋/Yamaoka Kimiko)