入口のやうに出口のやうに2019.7.24

 

小島一慶句集『入口のやうに出口のやうに』(いりぐちのようにでぐちのように)

 

 

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四六判上製函入り 218頁 二句組

 

著者の小島一慶(こじま・いっけい)さんは、知る人ぞ知るかつてラジオ番組で活躍されたアナウンサーである。略歴に1944年の長崎生まれとあるので今年75歳である。かつて中学校時代とか深夜放送の「パックインミュージック」を聴いていたわたしと同世代の人たちも少なからずいるはずだ。また、テレビでは「どうぶつ奇想天外」のナレーションといえはやや声髙の軽快な声を思いださないだろうか。本句集はその方の句集である。俳誌「玉藻」主宰の星野高士氏と出会ってより俳句にふれたことがきっかけが作句のはじまり。本句集には星野高士主宰が序文を、かつてお仕事をともにされた阿川佐和子さんが「序の付録」として文章を寄せている。

 

 

 

本句集の装丁は、「あとがき」にも書かれているように著名なアートディレクターである副田高行さんによるもの。

 

 

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本句集の装丁は、「あとがき」にも書かれているように著名なアートディレクターである副田高行さんによるもの。

 

 

 

 

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本句集の装丁は、「あとがき」にも書かれているように著名なアートディレクターである副田高行さんによるもの。

 

 

 

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見返しもブルーである。

 

 

 

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花布、栞紐もそれぞれやや異なる色のブルー。

 

 

 

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本文扉。

 

本文レイアウトは副田高行さんと伊藤歩さんによる。

 

 

 

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本文扉。

 

本文レイアウトは副田高行さんと木村歩さんによる。

 

 

 

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藤井保さんの写真が3枚入っている、うちのひとつ。

 

 

 

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すべて印刷はブルー。

 

 

 

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ややクラシカルな雰囲気をまとい、書物然とした威風のある句集となった。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/7/23より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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