とびうを2019.7.25

 

安藤恭子句集『とびうを』

 

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四六判フランス装カバー装 202頁 白のシリーズの一環として刊行。

 

著者の安藤恭子(あんどう・きょうこ)さんは、1959年東京生まれ、東京都国立市在住。本句集は、第1句集『朝餐』〔2008年刊)につぐ第2句集である。安藤恭子さんは、大学で比較文化学を教えておられ、また宮沢賢治の研究者でもあり著書もある。俳句は俳人の石田勝彦・綾部仁喜げに学び、現在は俳誌「椋」(石田郷子代表)所属。前句集より約10年ぶりの句集上梓となる。
本章は五つの章に分かれている。が、それに大きな意味はない、とわたしは思う。というのは、本句集は、頁を開き作品を読み始めたときから作品を詠み終わるまで、ひとつの大きな潮のような流れが貫いているのだ。わたしたちは、心地よいリズムのある流れにのって次々と俳句を読んでいくことになる。章はその流れがすこし局面を変える、そのくらいの変化なのだ。軽快に読み手に負担をあたえずに非常に気持ちよく本句集はじまっていく。

 

 

本句集の装丁は和兎さん。

 

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美しいトビウオだ。

 

 

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カバーをとったところ。

 

 

 

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見返し。

 

 

 

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句集『とびうを』は、俳句という文芸がもつひとつの魅力を十全に満たしているのではないだろうか、と思ったのだった。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/7/24より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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