横内進歌集『二人三脚』(ににんさんきゃく)。
 
 

 
四六判ハードカバー装帯あり 150頁 三首組
著者の横内進(よこうち・すすむ)さんは、昭和9年(1934)山梨県韮崎市生、現在もおなじところにお住まいである。35年間教員をされ退職後は生地に帰り農業に従事されておられる。定年退職後に短歌と出会い、農作業に従事するかたわら作りつづけて来られた横内さんである。本歌集は、その短歌をまとめて一冊としたものである。跋文をおなじ短歌会「長津田短歌会」に所属する徳山八邨氏が寄せておられる。
 
 
 

 
本歌集の相談にみえられた横内さんは、一枚の写真をもってこられた。
そして、その写真を歌集のカバーに使いたいと切望された。
作者のご希望を装幀の君嶋真理子さんが、その通りにデザイン処理をしてくれたものが本歌集である。
帯の細さにもこだわられた横内さんである。
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
表紙は、柿をおもわせるような色。
 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
扉も柿色に。
 
 

 
活字は大きめに。
 
 

 
 
 

 
 
 

 
(ふらんす堂「編集日記」2022/4/26より抜粋/Yamaoka Kimiko)