大下綾子句集『未知なる島へ(みちなるしまへ)』

46判ハードカバー装帯あり 180頁 二句組
著者の
大下綾子(おおしも・あやこ)さんは、1960年生まれの、東京にお住まいの方である。2002年より作句をはじめられた。2020年に句友の
奈良雅子さん、
望月和美さんとの
合同句集『漕ぎ出でよ』を上梓されている。
今回は、個人句集としての第1句集を上梓されたのである。2003年から2022年の20年にならんとする句歴より精選された句集『未知なる島へ』である。
本句集は、合同句集『漕ぎ出でよ』同様、君嶋真理子さんの装釘である。
大下綾子さんは、君嶋さんの装釘をたいへん気にいっておられるのだ。

ブルーが美しい一冊となった。

タイトルは金箔押し。





表紙は、あたたかな淡クリーム色。


花布は紺。
しおり紐は、明るいブルー。




(ふらんす堂「編集日記」2023/7/25より抜粋/Yamaoka Kimiko)