木賊抄2024.1.17

 

中西亮太句集『木賊抄(とくさしょう)』

 

 

 

四六判ハードカバー装 160頁 二句組
著者の中西亮太(なかにし・りょうた)さんは、1992年生まれ、現在東京都文京区在住、2012年に句作を開始し、2014年「艀」入会(2016年終刊)、2019年「円座」「秋草」入会、2023年「麒麟」入会。本句集は、第1句集であり、序を山口昭男「秋草」主宰、跋1を武藤紀子「円座」主宰、跋2を西村麒麟「麒麟」主宰がそれぞれ寄せている。
序跋をよせられたそれぞれの主宰の方たちは、みなさんあたたかな言葉をこの若き俳人におくっておられる。

 

 

 

本句集の装幀は君嶋真理子さん。
作者の中西亮太さんのこだわりを生かして清潔な一冊となった。

 

 

 

若い俳人の句集にしては渋い。
そしてとても素敵。

 

 

 

装画は木賊。
木賊という植物もなかなか渋い。

 

 

 

 

タイトルは金箔。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角背が若々しい。

 

 

 

 

見返し。
表紙とおなじ用紙である。

 

 

 

 

扉。
モノトーンを基調としている。

 

 

 

 

が、
花布とスピンは真紅。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2024/1/10より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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