『デッサンモデル』2026.5.13

 

 

新刊のイエヴァ・マリヤ・ソコロヴァイテ著『デッサンモデル』木村文訳を紹介したい。

 

 

 

 

46判ソフトカバー装帯有り 268頁 
リトアニアの作家イエヴァ・マリヤ・ソコロヴァイテさんの日記形式の小説を木村文さんの邦訳によって刊行したもの。
海外で翻訳されるのは日本がはじめてである。
作家と翻訳者の経歴を紹介しておきたい。
イエヴァ・マリヤ・ソコロヴァイテさんは、1999年うまれの27歳。作家であり生物学者。
ヴィリニュス大学で生物学の学士号、コペンハーゲン大学で生態学の修士号を取得。コペンハーゲン大学では菌類学研究室の研究助手としても勤務した。現在はヴィリニュス大学で哲学を学んでおり、主な関心は人新世の諸問題、多種的アセンブラージュ、関係論的存在論にある。
2018年以降、リトアニアの主要な文化誌にフィクション・ノンフィクションの作品を多数発表。国内外の文学コンクールやフェスティバルでも複数の受賞歴がある。
『デッサンモデル』は2024年に刊行された初の長編小説であり、「今年の本」小説部門の最終候補5作に選出された。また、第1回ロランダス・ラスタウスカス文学賞およびその年のリトアニアにおける最優秀長編小説に贈られるリュダス・ドヴィデナス年間賞を受賞した。
訳者の木村文(きむら・あや)さんはリトアニア語翻訳者、博物館学研究者。
1993年、東京に生まれる。2022年、お茶の水女子大学大学院生活工学共同専攻後期博士課程修了。博士(学術)。現在は帯広畜産大学での教養教育とリトアニアの博物館の研究に従事する傍ら、リトアニア文学の翻訳の第一線で活躍している。主な訳書に『オキナヨモギに咲く』(サロメーヤ・ネリス著、ふらんす堂、2024年)、『小石 ―ゲートにとざされた町のユダヤ人』(マリウス・マルツィンケヴィチウス作、汐文社、2025年)ほか多数。

 

 

 

装丁は三橋光太郎さん。
装画は、リトアニアを代表する芸術家・ミカロユス・コンタティナス・チェルリョーニス(1875~1911)の作品「天使」

 

 

 

 

 

 

 

 

装丁のよろしさは、SNSなどでも話題となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2026/4/21より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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