青龍2018.9.10

 

島野紀子句集『青龍』(せいりゅう)

 

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四六判小口折表紙。212頁

 

著者の島野紀子(しまの・のりこ)さんは、昭和41年(1966)大阪生まれ、京都市在住。平成23年(2011)年「知音」入会、平成26年(2014)「知音」同人。俳人協会会員。本句集に行方克巳代表が帯文を、西村和子代表が序文を寄せている。

 

本句集の装丁は和兎さん。
著者の島野紀子さんは、句集名である「青龍」にこだわられた。
そして、装画を用意された。

 

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作者は平川功氏。

 

迫力のある龍である。

 

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「きわめて意志的」と行方克巳代表が帯に書かれたように、島野さんの姿勢を伺い知ることのできるような「青龍」である。

 

 

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裏にもつづく。

 

 

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見返し。

 

 

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扉。(金色の用紙にみえるが……)

 

 

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このように透きとおったパイルに印刷したもの。
和兎さんはこの材質を選んで神秘性を出した。
手に取ってみても美しい。

 

 

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タイトルは金箔押し。

 

 

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島野紀子さんの守護神であろうか。
きっぱりと美しい龍が現れた。

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/9/6より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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