植原陽一句集『青嵐』(あおあらし)。

四六判小口折表紙装 198頁
著者の植原陽一(うえはら・よういち)さんは、1940年(昭和15)群馬県高崎市生まれ、現在は千葉県佐倉市にお住まいである。2005年(平成7)にNHK文化センター俳句入門講座を受講、2006年(平成8)「いには俳句会」(村上喜代子主宰)入会、2014年(平成26)「いには俳句会」同人、2015年(平成27)俳人協会会員。本句集は、「いには」に10年余に亘って発表したものを中心に340句を四季別に編集した第1句集である。序文を村上喜代子主宰が寄せている。
本句集の装幀は君嶋真理子さん。
緑色を基調にというのがご本人の希望であった。


タイトルのみツヤなしの金箔。
紙に風合いがあるのだけれど。。。


小口折表紙である。

見返し。

扉。

本句集には、植原さんのご希望によって、俳句の読みをひらがなで小さく句の横に付した。
俳句に馴染みのない友人にも読んで欲しい、と。


すっきりと清新な一冊となった。
(ふらんす堂「編集日記」2019/4/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)