風とベリーとレモンの木2023.8.11

 

 

片桐英彦詩集『風とベリーとレモンの木』

 

 

A5判変型ソフトカバー装グラシン巻 80頁
片桐英彦(かたぎり・ひでひこ)さんの前詩集『南仏紀行』につぐ第18詩集である。

 

 

本詩集の装丁は、和兎さん。

 

 

 

 

 

 

グラシンが蒔かれているのですこしぼけてしまっているが、タイトルの文字は金箔押し。

 

 

 

裏に蜂が一匹いる。
この蜂は、実はいろんなところに出没する。

 

 

 

表紙はあざやかなレモン色で、隅っこに蜂がいる。

 

 

 

 

カバーの両袖にも蜂がいる。
タイトルとなった「風とベリーとレモンの木」は、本詩集の一篇の詩からくる。
そこに登場するのが蜂である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レモン色が差し色として美しい一冊となった。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2023/8/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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