杉山赤冨士の俳句2023.8.13
八染藍子・太田かほり共著『杉山赤冨士の俳句(すぎやまあかふじのはいく)』。
四六判ソフトカバー装帯有り 148頁
装釘は、赤冨士のお孫さんの杉山龍太さん。
龍太は装丁について「祖父は殊のほか宮島を愛しておりました。さざ波が銀鱗のように輝く、静かな瀬戸内海に浮かぶ宮島を歌舞伎や袈裟にも使われる鱗文様で表してみました。敬虔な浄土宗安芸門徒であった祖父を、宮島をあしらった袈裟で包み、孫からの供養の真似事といたします」と説明されている。(あとがき)より。
(ふらんす堂「編集日記」2023/8/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)