鎚音2024.3.16

 

丸山陽子句集『鎚音(つちおと)』

 

 

 

四六判フランス製本カバー装帯アリ 242頁 二句組
作者の丸山陽子(まるやま・ようこ)さんは、昭和21年(1946)新潟県高田市生まれ、東京・世田谷区在住である。平成10年(1998)「一葦」入会、平成19年(2007)「一葦」同人、平成22年(2010)「一葦俳句賞」受賞。現在は「一葦」同人。俳人協会会員。本句集は1998年から2023年までの25年間の作品を収録した第一句集であり、「一葦」の中根美保編集長が序文を寄せている。

 

 

 

本句集の装釘は、和兎さん。
本句集これから紹介するように、丸山陽子さんの絵の作品を挿画として用いている。
ゆえに、その挿画を活かすよう白を基調とした一冊となった。

 

 

 

まずはカバーの挿画。

 

 

 

 

 

丸山陽子さんがご自身が住まわれている町の風景をすこしでも残すべくスケッチをはじめられた。
今回用いた挿画はすべてそのスケッチによるものである。
半世紀経った今、街も随分様変わりしました。先日も、大きな緑地帯が、低層住宅になったり、竹やぶに囲まれたお屋敷が更地になってしまったりと、枚挙にいとまがありません。
そんな中、この街の面影を少しでも残せればと、スケッチすることを思い立ちました。今回句集に挿入しましたスケッチは、いずれも我が家から徒歩五分から十分の場所です。」と「あとがき」に記す。

 

 

 

タイトルは銀箔。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉。
本句集には5つの章に分けられているが、その章ごとに作者の挿画がある。
そのうちの幾つかを紹介したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

句集の本文中におかれた挿画は色鮮やかそしてなつかしく、句集をよむ楽しさを与えてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2024/3/12より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

 

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