卒業2017.10.20

 

寺澤佐和子句集『卒業』(そつぎょう)

 

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四六判ソフトカバー装 212頁 2句組
 
著者の寺澤佐和子(てらさわ・さわこ)さんは、昭和43年(1968)東京生まれ、東京・杉並区在住。平成10年(1998)熊本で首藤基澄に師事し、俳句をはじめる。平成13年(2001)「未来図」入会、鍵和田ゆう(禾編+由)子に師事、平成20年(2008)未来図新人賞受賞。未来図同人。平成10年(1998)から平成29年(2017)まで約20年間の作品を収録した第1句集である。序文は鍵和田ゆう(禾編+由)子主宰が寄せている。
 
 
本句集の装丁は山田朝子さん。
 
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「卒業」という句集名にふさわしい晴れやかな装丁である。
 
 
 
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質感のある用紙にタイトルはプラチナ箔。
 
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なんといっても用紙の質感があたたかさを感じさせる一冊である。
 
 
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見返し。
 
 
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表紙もカバーと同じ紙を仕様。
 
 
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扉。

 

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山田朝子さんの若々しい装丁が、著者の寺澤佐和子さんのダイナミックなエネルギーと響きあっている一冊となった。

 

(ふらんす堂「編集日記」2017/10/2より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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