河原地英武句集『憂国』(ゆうこく)。

四六判ペーパーバックスタイル帯あり 170頁 二句組
著者の河原地英武(かわらじ・ひでたけ)さんは、昭和34年(1959)長野県松本市生まれ、現在は滋賀県草津市在住。平成11年(1999)栗田やすしに師事、平成17年(2000)「伊吹嶺」7周年記念賞(文章)受賞、平成20年(2008)第6回伊吹嶺賞受賞、平成24年(2012)「伊吹嶺」副主宰、平成30年「伊吹嶺」主宰。俳人協会評議員、国際俳句交流協会監事。評論集『平成秀句』(平成28年刊)、第1句集『火酒』(平成28年刊)。
本句集は第2句集となる。
本句集の装幀は和兎さん。
ペーパーバックススタイルのシンプルな本であるが、「憂国」という句集名が軽くならないように心がけた。

しかし、
説明的であってはならない。

帯を太くした。



表紙はきわめてシンプルである。


扉。


迫力を感じさせる仕上がりとなった。
(ふらんす堂「編集日記」2020/2/より抜粋/Yamaoka Kimiko)