暦日2023.2.7

 

加藤喜代子句集『暦日(れきじつ)』

 

 

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四六判仮フランス装カバー掛け 132頁 2句組
加藤喜代子(かとう・きよこ)さんの第3句集であり、遺句集となるものである。加藤喜代子さんは、大正13年(1924)福岡生まれ、昭和39年(1964)「駒草」に入会、一力多美子に俳句の手ほどきを受ける。昭和49年(1974)「青」に入会し、波多野爽波に師事、「青」終刊ののち、田中裕明の指導のもとに学ぶ。平成5年(1993)「晨」入会、同人。平成12年(2000)「ゆう」創刊、入会。平成13年(2001)「ゆう賞」受賞。平成17年(2005)「ゆう」終刊。平成21年(2009)「晨」同人を辞し、すべての句会から退く。本句集は、第1句集『聖木曜』(1994年刊)第2句集『霜天』(2005年刊)につづくものである。
本句集には、作者の「あとがき」と孫にあたられる藤本夕衣さん「付記」がある。

 

 

本句集の装丁は和兎さん。
藤本夕衣さんの『遠くの声』と同じような造本でおなじスタイルでというのがご希望だった。

 

 

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表紙に装画をつかい、透明感のある用紙でカバーをまく。

 

 

 

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タイトルは金箔で。

 

 

 

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この表紙絵を描いたのが「あとがき」にも記されているように曾孫で藤本夕衣さんのご長女の千穂さん。
絵のタイトルは「大雨」

 

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2023/1/26より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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