初風2020.11.1

 

吉田悦子句集『初風』(はつかぜ)

 

01

 

 

 

四六判ソフトカバー装クーターバインディング製本帯有 156頁 二句組
著者の吉田悦子さんの第1句集である。昭和15年(1940)東京・三鷹市生まれ、現在は青梅市に住んでおられる。カルチュア教室で俳句を学びはじめて、20年になられるという。一区切りとして句集の出版を思い立たれたのである。本句集のためにカルチュア教室ので指導をされている俳人・加藤静夫氏が選句をされ、帯文を寄せられた。

02

 

 

装丁にはかなりこだわられた。
過剰にならないこと、それがこころのどこかにおありになるようだった。
装幀者は君嶋真理子さん

03 04

 

 

05

 

 

 

06

 

帯をはすしたところ。

 

 

07

 

見返し。

 

 

 

 

08

 

カバーをはずした表紙。

 

 

09

 

扉。

 

 

10

 

 

クーターの色は落ちついた緑。
これは本句集のテーマカラーでもある。

11

 

わずかな装画の赤みの華やかさが、清雅な品格を与えている。

 

 

 

12

 

(ふらんす堂「編集日記」2020/10/22より抜粋/Yamaoka Kimiko)

俳句結社紹介

Twitter