中井洋子句集『囀の器』(さえずりのうつわ)。

四六判薄表紙カバー装 156頁 3句組
俳人・中井洋子(なかい・ようこ)さんの第2句集である。中井洋子さんは、1941年栃木県生まれ、栃木市在住。1960年頃俳人・石田よし宏のすすめで俳句をはじめる。1985年「風」「鷹」を経て「小熊座」入会。1986年「小熊座」同人、2000年「地祷圏」創刊同人。第九回小熊座賞を受賞。栃木県現代俳句協会副会長兼幹事長、栃木県俳句作家協会会員、日本現代詩歌文学館振興会評議員。本句集は第1句集『十二時」に次ぐ第2句集となる。跋文を「小熊座」の高野ムツオ主宰が寄せている。タイトルは「詩魂のありか」。
本句集の装幀は君嶋真理子さん。



丸背である。

帯をはずすと。

タイトルは金箔。

扉。


花布と栞紐。



(ふらんす堂「編集日記」2018/12/29より抜粋/Yamaoka Kimiko)