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瑞瑞しきは
2020.4.3
4/6判
ハードカバー
4C
関根誠子句集『瑞瑞しきは』(みずみずしきは)
。
四六判ハードカバー装帯有り 200頁 二句組
著者の関根誠子(せきね・せいこ)さんは、1947年群馬県大泉町生まれ、現在は東京・渋谷区在住。音楽大学を卒業されてより1985年「寒雷」入会、1985年「炎環」入会、のち同人。2018年「寒雷」終刊。現在は「炎環」「や」「つうの会」「俳句新空間」所属。現代俳句協会会員。本句集は、
句集『霍乱』
『浮力』に次ぐ第3句集となる。
ブックデザインは、君嶋真理子さん。
著者の関根誠子さんのご希望は、「澄んだ空気を感じさせるもの」ということだった。
君嶋さんはそのご希望を、優美さをそえて実現した。
カバーをはずすと薄紫の布表紙があらわれる。
見返しは綺羅がはいっているもの。
扉がおもしろい。
実はこの扉の三つの絵文字のようなものは、関根誠子さんをふくめた三姉妹のシンボルマークで、姉妹が生まれたときにお祖父さまが彫られた判子(はんこ)なのである。左下のものが長女の誠子さん、右上のものが次女の方、真ん中が三女の方、ということ。この判子をどうしてもどこかに配したいというご希望があって、君嶋さんが扉にこのようにデザインしたのである。
装丁を邪魔せず、かえって全体の仕上がりに温かみを与えている。
花布は、金。栞紐は、白。
モダンにして動きのあるしかも優雅な一冊となった。
(ふらんす堂「
編集日記
」2020/3/25より抜粋/Yamaoka Kimiko)
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