若林杜紀子句集『みづうみ』
 
 

 
 
四六判ソフトカバー装帯あり 216頁 二句組
第1句集である。著者の若林杜紀子(わかばやし・ときこ)さんは、昭和15年(1940)東京足立区生まれ、現在も足立区在住。平成13年(2001)俳誌「百鳥」(大串章主宰)入会。2017年(2005)「百鳥賞」受賞。平成25年(2013)「鳳声賞」受賞。「百鳥」同人。俳人協会評議員。序句を大串章主宰、跋文を太田土男氏が寄せている。
 

 
 
本句集の装幀は君嶋真理子さん。
「みづうみ」という普遍的なタイトルをどう装幀するか、
君嶋さんらしい瀟洒なそして固有な一冊に仕上げた。

 
 

 
 
タイトルは、銀ではなくあえて金箔に。
 
 
 
 

 
カバーも帯びも艶やかな用紙を用いた。
湖の冷たさを感じさせつつ、オフホワイトの用紙でつめたくなりすぎぬように。
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
 
 

 
カバーをとった表紙。
 
 
 

 
 

 
扉。
 
 

 
(ふらんす堂「編集日記」2020/12/2より抜粋/Yamaoka Kimiko)