2018.4.27

 

稲畑廣太郎『俳句日記2016 閏』(うるう)

 

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四六判変型上製本。388頁

 

ふらんす堂のホームページの毎日更新サイトで2016年に「俳句日記」連載したものを一冊にまとめたもの。著者の稲畑廣太郎(いなはた・こうたろう)氏は、俳誌「ホトトギス」の主宰である。忙しい日々の時間をやりくりして取り組んでくださった。

 

 

本句集の装丁は和兎さん。

 

シリーズなので、決まったパターンがあるが。。

 

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厚さはかなりあるが、小さめなので威圧感はない。
手になじむ大きさ。

 

 

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今回は茶色。
これは、和兎さんが稲畑廣太郎という俳人のイメージで選んだ色である・

 

 

 

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革装のような味わい。
そして角丸。(これは製本に異常に手間ひまがかかる)

 

 

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扉。

 

 

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丸背が美しい。

 

 

 

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スピンは栗梅色。

 

 

 

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落ち着いた一冊である。

 

稲畑廣太郎夫人が、この一冊をご覧になって「まるで聖書みたい」と喜ばれていたということ。
稲畑夫妻は、カトリック信者であられる。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/4/25より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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