平井軍治歌集『本州北端』(ほんしゅうほくたん)

四六判ペーパーバックスタイル 134頁 3首組
著者の平井軍治(ひらい・ぐんじ)さんは、1938年青森市生まれ、青森市在住の歌人である。お仕事は教育関係の仕事であったようであるが、ここでは歌歴を紹介していきたい。2001年に短歌会「星座」と「未来短歌会」に入会。現在は、青森県歌人副会長副会長をつとめ、「未来短歌会」に所属。既刊歌集は『迷い猫プリン』『さまよえる舟』『列島ののど笛』の3冊。本歌集が第4歌集となる。2014年には瑞宝小綬賞を受章されている。
装幀は君嶋真理子さん。
平井軍治さんは、イメージにふさわしい感じであると、いくつか用意したもののなかからこれを選ばれた。




扉。

活字は出来るだけ大きく、がご希望だった。


堂々とした一冊となった。
(ふらんす堂「編集日記」2022/5/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)