百の椿2017.12.30

 

押尾きよ美句集『百の椿』(ひゃくのつばき)

 

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四六判ソフトカバー装グラシン巻き 172頁

 

著者の押尾きよ美(おしお・きよみ)さんは、1936年山梨県生まれ、東京都中野区在住。2000年「青山」入会、2004年「青山」同人、俳人協会会員。本句集は2000年から2017年までの作品を収録した第1句集である。序文は山崎ひさを主宰が寄せておられる。

 

 

本句集の装釘は、君嶋真理子さん。

「椿はむずかしいですよねえ」と言いながらも、君嶋さんは果敢に装釘にとりくんだ。

 

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華やかな装釘であるが、グラシン(薄紙)でくるまれているので、どこか奥ゆかしい。

 

 

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カバーをはずした表紙。

 

 

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見返しは淡いピンク。

 

 

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扉。

題簽は山崎ひさを主宰によるもの。

 

 

 

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百年の家に咲いていた椿をたたえるにふさわしい出来上がりとなった。

著者の押尾きよ美さんよりは喜びのお電話をいただいたのだった。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2017/12/21より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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