国境の村2019.12.12

 

くにしちあき句集『国境の村』

 

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四六判ソフトカバー装クータ―バインディング造本 200頁 二句組

 

 

著者のくにしちあきさんは、1949年東京生まれで東京・港区在住。1951年から75年まで、海外に滞在。大学はフランス文学科を卒業し、それを生かした翻訳の仕事をされている。2010年に「知音」(行方克巳・西村和子代表)に入会、2013年「知音」同人、2017年上智大学ソフィア俳句会入会。現在俳人協会会員、国際俳句交流協会会員、ソフィア俳句会会員。本句集は2006年から2018年までの作品を収録した第1句集である。帯文を行方克巳代表、序文を西村和子代表が寄せている。

 

 

本句集の装幀は和兎さん。

 

白い紙ではなく、グレーの用紙を使って欲しい、ということがくにしちあきさんのご要望だった。

 

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二種類のグレーの用紙のうち、ベージュとピンクをほんのり感じさせるこちらのグレーをくにしさんは選ばれた。

 

題字は、末永薫氏。

 

 

 

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グレーの用紙に赤を差し色に。
ということでタイトルは赤をうすくしてその上にパール泊を重ねた。

 

 

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背も。

 

 

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帯はなしにしてシンプルに。

 

 

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カバーをとった表紙。

 

 

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見返しは鮮やかな赤。

 

 

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扉。

 

 

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差色の赤が印象的な一冊となった。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2019/12/11より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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