2018.4.12

 

西山春文句集『銀(しろがね)』

 

 

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四六判ハードカバー装 198頁

 

著者の西山春文(にしやま・はるふみ)さんは、昭和43年(1959)宮城県仙台市生まれ、現在は千葉県八代市に在住。昭和61年(1986)に「狩」に入会、「狩評論賞」「狩座賞」の受賞を経て、平成9年(1997)に「狩」同人、平成18年「巻狩賞」を受賞されている。俳人協会幹事、日本文藝家協会会員、俳文学会、表現学会会員。明治大学で教鞭をとっておられ、明治大学リバティアカデミー「俳句大学」の講師である。俳句にかかわる共著も多数ある。本句集は、第1句集『創世記』につぐ第2句集となる。帯に鷹羽狩行主宰が鑑賞を寄せている。

 

 

本句集の装丁は、君嶋真理子さん。

 

西山さんのご希望は、「句集らしくないもの」ということだった。

 

「銀」という一文字のタイトル。

 

 

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「銀」は黒メタル箔で。

 

 

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表紙はバクラムというクロスを用いた。
色は銀鼠。
文字は黒メタル箔。

 

 

 

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表面は文字を空押し。

 

 

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背は空押しと黒メタル箔で。

 

 

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見返しは銀色の用紙。

 

 

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扉。

 

 

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花布は、黒。

 

 

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スピンは、銀鼠色。

 

 

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モノトーンを主体としたスマートな一冊となった。

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/4/10より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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