管制塔2018.8.2

 

第一句集シリーズのものである。

 

内田茂句集『管制塔(かんせいとう)』

 

01

 

 

A5判ペーパーバックスタイル。72頁 4句組

 

 

著者の内田茂(うちだ・しげる)さんは、昭和28年(1953)宮崎市延岡に生まれ、現在は大阪・八尾市在住。平成15年(2003)に俳人のふけとしこに師事、平成22年(2010)ふけとしこさんの紹介で俳誌「青垣」に入会し、大島雄作に師事。現在は「青垣」の編集チーフである。俳人協会会員、現代俳句協会会員。平成16年(2004)から29年(2017)までの作品を収録。序文は大島雄作主宰、跋文はふけとしこさん。

 

 

 

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本句集『管制塔』は第一句集シリーズの第二弾となる。

 

装丁は和兎さん。

 

 

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色を変えただけのシリーズであるが、すっきりとしていて割と評判がいいようだ。

 

 

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扉。

 

 

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和兎さんが選んだこのブルー。
青臭くなく、大人の男性にふさわしいいい色だ。
BLUE NATTIER フランスの伝統色である。「ナティエのブルー」と呼ばれ、「ナティエ」とは有名な肖像画家で、パリに生まれ1685年~1766年まで活躍した。素晴らしい色を出すので有名である。特にそのブルーは名高い。と、記されている。
ただのブルーではなくて、BLUE NATTIER。
そう思うとなんと素敵なこと。
すでに物語を秘めたオリジナルな一冊となった。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/7/30より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

 

 

 

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