
四六判ハードカバー装帯有り 二句組 204頁 初句索引 季語索引付き 令和俳句叢書
著者の中村堯子(なかむらたかこ)さんは、昭和20年(1945)京都生まれ、現在も京都在住。昭和49年(1974)「霜林」(桂樟蹊子主宰)に入会。「霜林」を退会し、昭和54年(1979)「畦」(上田五千石主宰)入会、「畦」新人賞受賞。「畦」同人。平成9年(1997)上田五千石逝去により「畦」を退会し、平成10年(1998)「銀化」(中原道夫主宰)創刊より参加。銀化第一同人。「醍醐会」「空の会」「魯の会」を経て「破の会』「石の会」参加。句集に『風の的』『樹の音』『ショートノウズ・ガー』がある。この度の句集は、第四句集となる。
本句集の装釘は、和兎さん。

赤が印象的な1冊である。


「布目」を意識して、布感のある用紙を選んだ。





布クロスは、酸漿の色。






金箔が美しい。


句集に響き合うかたちで、ポストカードも作られた。
(ふらんす堂「編集日記」2024/12/29より抜粋/Yamaoka Kimiko)