雛簞笥2021.9.16

 

福井隆子句集『雛簞笥』(ひなだんす)

 

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四六判ソフトカバー装帯あり 182頁 二句組
俳人・福井隆子(ふくい・たかこ)さんの第5句集である。
本書は、『ちぎり絵』『新調』『つぎつぎと』『手毬唄』に続く私の第五句集です。平成二十四年から令和二年までの、およそ九年間の句の中から三二二句を収めました。と「あとがき」にある。
福井隆子さんは、俳誌「沖」を経て、俳誌「対岸」の創刊同人として30年以上を「対岸」とともに歩んで来た方である。この度の句集に今瀨剛一主宰は、帯に言葉を寄せておられる。

 

本句集の装釘は、君嶋真理子さん。

 

 

 

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あまり派手にならずに、というのが福井隆子さんのご希望。
句集名にこめられたものを生かせるように、ややレトロな感覚の装釘となった。
君嶋さんに帯にもうっすらと模様を配してもらった。

 

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懐かしい色合いと文様。
昭和の香りがする。

 

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カバーをとった表紙。

 

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見返し。

 

 

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扉。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2021/9/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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