中野のはら句集『象のうた』(ぞうのうた)。
四六判ソフトカバー装 232頁
著者の中野のはら(なかの・のはら)さんは、1947年大阪市生まれ、大阪市在住。2000年には俳誌「知音」に入会、2004年「知音」同人となり現在に至っている。本句集は1999年から2015年のおよそ16年間の作品を収録した第1句集であり、帯を行方克巳代表、序文を西村和子代表が寄せている。
装釘は君嶋真理子さん。
中野のはらさんは、装釘をとても気に入って下さった。
カバーの用紙は手触りのある用紙を使い、タイトルと図版には箔を押した。
表紙もカバーと同じ材質で斤量と色違いのもの。
見返しは帯と同じ用紙。
扉。
扉のみ光沢のある用紙。
「象のうた」という句集名に「象」を配したが、デザイン的であるので説明的にならずにスマートな一冊となった。
(ふらんす堂「
編集日記」2017/1/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)