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月華
2022.3.26
4/6判
句集
金箔
和田華凜句集『月華』(げっか)
四六判ハードカバー装帯あり 208頁 二句組
著者の和田華凜(わだ・かりん)さんは、俳誌「諷詠」の四代目となる主宰である。後藤夜半、後藤比奈夫、後藤立夫とつづいた結社「諷詠」を継承し、現在に至っている。昭和43年(1968)年東京都生まれ、3歳より神戸市に在住。平成18年(2006)「諷詠」入会、後藤比奈夫、後藤立夫に師事。平成25年(2013)第1句集『初日記』上梓(第3回与謝蕪村賞奨励賞受賞)。平成28年(2016)父立夫逝去により俳誌「諷詠」を主宰継承。現在「諷詠」主宰、編集長、「ホトトギス」同人、「玉藻」同人。俳人協会評議委員、日本伝統俳句協会関西支部監事、虚子記念文学館理事。大阪俳人クラブ常任理事、兵庫俳壇常任理事。
本句集の装釘は、君嶋真理子さん。
和田華凜さんには、装幀にはこだわりがおありだった。
当初、カバーの装画の色が華凜さんのご希望の色とちがい、印刷屋さんにがんばってもらってできるだけご希望に色に近づけて貰った。
こうして出来上がってみると、華凜さんのこだわりがよく分かる。
このうっすらとあるブルー、これがご希望だった。
月の光のもつ冷たさが感じられる。
裏側にも月を配して。
表紙のクロスは、ベージュと薄黄色の間のような、いい色である。
見返しには金箔と銀箔が品良くある。
扉。
花布は金。
栞紐は、薄ベージュ。
(ふらんす堂
「編集日記」2022/3/21
より抜粋/Yamaoka Kimiko)
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