ジントニックをもう一杯2021.7.11
黒を基調としているが、スマートな奥行きがある。
自選句は青の文字である。
黒メタル箔を効果的につかい、タイトルを際立たせる。
中原さんならではの意匠である。
表紙はカバーを裏切るように用紙の質朴感を演出。
決して気をぬかずデザイン性行き届かせる。
この紺の色と風合いがわたしは好き。
扉。
花布は黄色、スピンは紺。
都会のバーのカウンターに置いてあっても様になるような一冊である。
(ふらんす堂「編集日記」20121/7/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)