ジントニックをもう一杯2021.7.11

 

 

關考一句集『ジントニックをもう一杯』(じんとにっくをもうひとつ)

 

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菊判ハードカバー装帯有り  230頁 2句組  装釘 中原道夫

 

 

著者の關考一(せき・こういち)さんは、昭和38年(1963)埼玉県川口市生まれ、現在も川口市にお住まいである。平成17年(2005)「銀化」入会、中原道夫に師事、平成23年(2011)「銀化」新人賞受賞、同人となる。現在は「銀化」同人会幹事、俳人協会会員。第1句集である。中原道夫主宰が序文を寄せている。

 

中原道夫さんの装釘である。

 

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黒を基調としているが、スマートな奥行きがある。

 

 

 

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自選句は青の文字である。

 

 

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黒メタル箔を効果的につかい、タイトルを際立たせる。

 

 

 

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中原さんならではの意匠である。

 

 

 

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表紙はカバーを裏切るように用紙の質朴感を演出。

 

 

 

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決して気をぬかずデザイン性行き届かせる。

 

 

 

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見返しは濃紺。

 

とても都会的だ。

 

 

 

 

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この紺の色と風合いがわたしは好き。

 

 

 

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扉。

 

 

 

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花布は黄色、スピンは紺。

 

 

 

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都会のバーのカウンターに置いてあっても様になるような一冊である。

 

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」20121/7/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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