「ににん」祝賀会2018.10.2

 

今日は12時半からホテルサンルート高田馬場のレストランで、「ににん」の会の祝賀会がある。
岩淵喜代子さんが句集『穀象』で、第33回詩歌文学館賞と第11回一行詩大賞を受賞されたお祝いの会と、「ににん」に所属する方4人の方が句集を上梓されたのをお祝いする会である。
ふらんす堂からも同前悠久子さんが、句集『枝垂れの桜』を上梓されている。
いつも遅れがちでyamaokaであるので、遅れないように早めに家を出た。
で、わたしは12時半からを12時からと勘違いして大分早くついたのだった。

 

今日の会は「ににん」の会の皆さまと句集上梓に関わった来賓の方々がたくさんいらっしゃって、和気藹々とした楽しい会となった。
皆さんのご挨拶は全員紹介できないけど、写真ですこしご紹介したい。

 

01

 

ご受賞の岩淵喜代子さん。

 

去年の11月の終わりにこの本を出しまして、3月に受賞しましたよとお知らせをいただいて、5月には授賞式がありまして、なにかそんな風にしてここんとこまたヶ月後くらいに作品の話があったり落ち着かない一年でした。これでやっと静かになるのかなと思います。これからまた普通に一から俳句をやっていくつもりでおりますのでよろしくお願いいたします。

 

淡々とご挨拶をされた。

 

 

02

 

句集『枝垂れの桜』を上梓された同前悠久子さん。
(逆光で暗くなってしまってごめんなさいませ)

 

わたしはインターネットを通して俳句をはじめこの「ににん」を知りました。「ににん」に関わるようになってから自分の作品の作り方に対する姿勢もも変わったと思いますし、いろいろお世話になったと思います。「ににん」に入れていただいたことはわたしにとってラッキーなことだったと思います。一昨年、実は主人が亡くなりまして落ち込んでおりましたんですけど本を出しませんかとお誘いをいただきまして、大変だなあと思いましたが『枝垂れの桜』が出来上がって第一句集が生まれました。岩淵先生、本当にありがとうございました。「ににん」の皆さまにお目にかかるのは始めてなんですけど、とても感動しております。これからもよろしくお願いいたします。

 

実はわたしも今日はじめてお目にかかったのだった。

 

 

 

03

 

第2句集『ぴあにしも』(猫舌堂刊)を上梓された川村研治さん。
もの静かなお方である。

 

 

04

 

第1句集『美しい夜』(現代俳句協会刊)を上梓された浜岡紀子さん。
明るい笑顔でご挨拶をされた。

 

 

05

 

第1句集『るん』(アトラス刊)を上梓された辻村麻乃さん。
お父さまは詩人の岡田隆彦、お母さまは俳人の岡田史乃である。
林誠司さんがあたらしく立ち上げた出版社「俳句アトラス」より華やかに刊行。

 

 

06

 

詩人の正津勉さん。
「ににん」に所属され、岩淵喜代子さんとの交流は長い。
「わたしの良き理解者で、頼りにしています」と岩淵さん。
皺のよったシャツとジーンズ姿がカッコいいなあ。

 

 

 

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俳人で、「俳句アトラス」の社主である林誠司さん。
(写真がちょっとボケてしまってごめんなさい)
ひさしぶりにお目にかかったのだが、とてもすっきりといい顔をされていた。

 

 

 

08

 

浅沼璞さん。
句集『穀象』に栞を寄せられた。

 

 

09

 

筑紫磐井さん。
句集『るん』に序文を寄せられた。

 

 

10

 

歌人であり俳人である藤原龍一郎さん。
(すみません、写真がボケてしまって)
岩淵喜代子さんとのご縁は深く、ふらんす堂より刊行されている現代俳句文庫『岩淵喜代子句集』の解説を書いていただいている。

 

 

 

11

 

鎌田俊さん。
俳誌「河」の編集長であり、一行詩大賞のご縁で今日は出席。

 

 

12

 

詩人の田中庸介さん。
句集『穀象』に栞を寄せられた。
「ににん」に所属しておられ、「ににん」で連載した「茂吉ノート」が完結。
現代詩に新しい風を吹き込むべく詩人として斎藤茂吉に取り組まれた。
今日はできたてのほやほやの同人誌「妃(きさき)」を持ってご挨拶。

 

 

 

13

 

西村麒麟さん。

今日集われたなかで一番お若い俳人だ。
(ネクタイ姿ははじめて拝見しました)

岩淵喜代子論に取り組まれたことについて語られたのだった。

 

 

 

 

会場風景

 

 

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荒井八雪さん。
ひさしぶりにお目にかかった。

 

 

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同前悠久子さんをかこんで。
「ににん」の方たちと。
右はご子息の同前仁史さん。

 

 

20

 

花束を手に句集を刊行された方々の記念撮影。

 

 

句集を刊行された皆さま、
おめでとうございます。
心よりお祝いを申し上げます。
ますますのご健吟を!!

 

 

 

楽しい会をありがとうございました。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/9/29より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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