『竹の春』出版記念会2024.1.20
今日は雨の中たくさんの方にはるばると来て頂いて、ありがとうございました。こんなに盛大に『竹の春』の出版記念をしてもらえて、本当に光栄の至りです、ありがとうございました。みなさんのお話を聞いてしみじみと懐かしい気持ちになりました。ひとつひとつの思い出を綴って下さったお話、心に染みて嬉しく思っています。ありがとうございます。『竹の春』に書かせていただきましたが、千女先生が何時も言ってた言葉で「ええ言葉は使わんでええ、飾ったら中身がなくなる。だからありのままで今を詠みなさい」と私は教えられてきたので、『竹の春』もありのままの自分をさらけ出したので、日記みたいで恥ずかしいんですけど、子供たちも大きくなって孫との日常も過ぎた、今回は子供達が大きくなって、主人とふたりでゆっくりとした幸せな生活をしている中の句集だったので、詠んでたらその時時が蘇ってきます。『竹の春』お恥ずかしいですけども、この句好きだったよとかこの句は覚えたよとか、そんな風にひとつでもふたつでもみなさんの心の中にそういう句があったら俳句やってきた冥利につきます。『竹の春』を出版したおかげだなと感謝しています。大きい句集もあれば小さな句集、薄い句集もありますが皆様も生きた証として、自分の証としてそろそろ句集をまとめてみたらいいかと思います。これからも身体に気をつけて頑張っていきます。今日は来て頂いて本当に感謝しております。
(ふらんす堂「編集日記」2024/1/22より抜粋/Yamaoka Kimiko)