新宿・京王プラザ「富士の間」にて、「ににん」2024年新年懇親会がありでうかがう。
懇親会もかねた「新年会」であり、また会員の皆さまの句集の出版をお祝いする会でもあった。
ふらんす堂からは昨年「ににん」の代表をされていた岩淵喜代子さんの句集『末枯れの賑はい』
を刊行させていただいた。
コロナ禍によってここ数年出版のお祝いもできなかった方々の句集のお祝いもされたのだった。
河邊幸行子第1句集 『お百度ごころ』 2019年 葦牙俳句会刊
島 雅子第2句集 『もりあをがへる』 2019年 朔出版刊
谷原恵里子第1句集 『冬の舟』 2020年 俳句アトラス刊
中島外男第1句集 『妻の日記』 2020年 角川書店刊
新井大介第1句集 『水平線』 2021年 角川書店刊
歌代美遥第1句集 『月の梯子』 2022年 邑書林刊
宇陀草子第2歌集 『宇陀阿騎野』 2022年 文学の森刊
岩淵喜代子第7句集 『末枯れの賑はひ』 2023年 ふらんす堂刊
以上の8名の方々の出版記念会である。
出版された皆さま。
ご挨拶をされる岩淵喜代子氏。
今日はみなさんわざわざありがとうございました。
コロナのせいもあって4年間の間に出版された句集を今回ずらりと並べました。ににんも気が満ちたのか、句集を出す方が次々と出てきました。私が促した覚えもあまり
ないのですが、結構溜まったなと思いました。これからもその勢いで句集を作って頂けるといいかなと思います。
句集を作るというのは、作ることの工程が面白いかなと思います。最初はどうすればいいのか分からないかも知れませんが作っていくうちに形ができてくるようなところ
もあります。
今後もぜひ相談して下さい。お手伝いはできると思います。よろしくお願い致します。
閉会は、「ににん」新代表の新井大介氏。
来賓をまじえて記念撮影。
来賓は、鳥居真里子、辻村麻乃、西村麒麟の各氏。
句集出版をされた「ににん」の皆さま
この度はおめでとうございました。
こうして一堂に会してお祝いができましたことをお喜びもうしあげます。
鬼灯を鳴らせば愚かな音なりし 岩淵喜代子
(ふらんす堂「編集日記」2024/1/22より抜粋/Yamaoka Kimiko)