俳誌「澤」20周年祝賀会2023.11.10
俳誌「澤」20周年のお祝いの会
ご挨拶される小澤實主宰。
この夜が永遠に続いたらいいなと思っています。ありがとうございました。
今日は賞を取った方が表彰されていましたけれども、賞っていうのは、実は俳句においては特殊な話であって、もっと大切なことは句会に出て楽しむこと。それから毎回の投句をしてその結果を確かめて、どれが取られていてどれが取られていないかということを確かめること。そういう喜びこそが深い喜びだと思います。それこそを楽しんでいただきたいし、そのために「澤」はあると思っています。今日皆さんに集まっていただいて本当に幸せな夜を過ごしました。ありがとうございました。
四十代半ばから五十代半ばに至る作品である。表題「澤」は、ぼくが主宰する俳句雑誌「澤」誌の誌名による。「澤」と名付けた会に多くの仲間が集ってくれた。そして着実に年月を重ね、二十周年を迎えることがかなった。祝意を込めてこの一冊を刊行したい。(あとがきより)
(ふらんす堂「編集日記」2023/11/4より抜粋/Yamaoka Kimiko)