俳誌「沖」新年祝賀会2024.1.7
ご挨拶をする能村研三主宰。
1月1日早々に能登地方で地震がありました。能登というとわたくしの父祖の地であります。能村家が出た元は能登半島になりますので、第二の故郷という意味合いで非常に心を痛めております。今報告にあったように、氣多大社のわたくし句碑は無事であったということですが、もう一つ、登四郎の句碑があるんですが、そっちはまだ未確認です。何事もなければいいなと思っております。他にも輪島や志賀町にも御縁がある方もいて心を痛めております。そういうようなこともあり、句碑が建って4年経ち、コロナも収まったので能登に行きたいなという思いでいたんですが、こんなことになりまして残念です。
そういう令和6年、新しい年を迎えました。今日は俳壇の総合誌の編集者の方もご参加いただきまして、また令和6年の新同人は13人もの方を迎えました。今日は北から南まで130名を超える方々に集まっていただき、コロナの前に戻ったなとつくづくと感じています。来年の10月に「沖」も55周年を迎えます。50周年が小規模やらざるをえなかったので、その変わりに55周年を少し勢いよくやりたいなとひそかに考えております。自画自賛になりますが、俳壇の全体を見ても元気な結社のひとつであると思います。俳壇の行事にも積極的に参加して、いい俳句をつくり「沖」であるというのを示していきたいと思っています。3月に鹿児島で福永耕二について講演を致します。また、10月には沖の勉強会を九州・福岡で計画しています。今年も「沖」は元気で、いい俳句をつくっていきたいと思います。みなさんがんばりましょう!どうぞよろしくお願い致します。
結社賞受賞や句集出版でお祝いされた方々。
(ふらんす堂「編集日記」2024/1/9より抜粋/Yamaoka Kimiko)