俳誌「爽樹」新年会・俳句大会・出版記念会2020.1.27

 

今日は川越市川越東武ホテルで、俳誌「爽樹」(川口襄代表)の新年会・俳句大会・出版記念会にお招きいただき、伺う。

 

ふらんす堂からは、河瀬俊彦幹事長の句集『箱眼鏡』を刊行させていただいたのである。

 

 

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ご挨拶をされる川口代表。

 

 

今年は「爽樹」創刊の10周年にあたります。2010年にできたのです。覚えやすいのですね。ただ、「爽樹」誌の創刊号ができたのはその翌年の2011年の1月号となっております。いずれにしろ今年は10年にあたりますのでいろいろな行事を企画しております。この4月9日に小澤克巳先生の句碑供養創建10周年ということで俳句大会を飯能市の竹寺でやることになっております。小澤先生と言っても、最近は会員さんの中で知らない人が多いんですね。三分の一くらいしか先生のことを知らないんです。残りの三分の二はそれ以降に「爽樹」に入られた方となります。忘れられそうな気がしますので、是非これから小澤先生の遺志をついで我々は俳句を続けているわけですので、小澤克巳先生のことを思い出していただきたいということで4月にそういう催しをいたします。

 

 

 

 

 

02

 

ご挨拶をされる河瀬俊彦氏。

 

 

本日はお祝いをしていただき有り難うございました。(ここで道に迷いながらたどりついたyamaokaへの御礼のことばをいただく)
「爽樹」の会員の皆さまには大変丁寧に句集を読んでいただき、お心の籠もった鑑賞をたくさん寄せていただきました。その主なものをご紹介しますと、まず第一に装幀が素晴らしかった(笑)(これは版元へのお気遣いもあると思う)その次に川口代表の序文と小山徳夫名誉顧問の跋文が素晴らしかった、肝心の私の句はどうかというと、幸いにも共感できる句が多かったという感想が多く喜んでおります。わたしは今日斉藤道正さんとこれはたまたまなんですが一緒にこういうお祝いをして貰うということを大変喜んでおります。
といいますのは、道正さんとわたしはSKS委員会(爽樹句集出版サポート委員会)、皆さんの句集の出版を支援するという委員会をやっているんですね。この委員会が出来たときに「爽樹」のなかに句集を出したいと考えている人は、いったい何人くらいいるんだろうとアンケートをしたんですね、すると48人くらいいたと思います。わたしはこの48人の方の句集のお世話をして全部終わったら、自分の句集を出そうと心に決めていたのですが、最初の3年間は、順調に出版されたんですが、そのあとぱたっと止まりまして、残りの45人はどこにいったんだろうと思っておりました。そしてある日はたと気づいたんですね。これはやはり自分が率先しないと、自分が出さずに出せ出せと言っても説得力がないなと、そういうことで自分の句集を出すことを決断したわけです。こういうことでこれからぞくぞくと45人の方が句集を出版されるだろう(笑)と期待しておりますのでどうぞよろしくお願いたします。本日はまことにありがとうございました。

 

 

 

 

 

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句集『箱眼鏡』

 

 

 

 

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句集を上梓されたお二人。
句集『箱眼鏡』を上梓された河瀬俊彦氏(左)と句集『壺中の天』(喜怒哀楽書房刊)を上梓された斉藤道正氏。

 

 

河瀬俊彦さま、斉藤道正さま、句集上梓おめでというございました。

 

 

 

 

05

 

 

俳誌「爽樹」
小澤克巳(「遠嶺」主宰)の「情景主義」を受け継ぎ、平成23年1月、会員制俳誌として創刊。

 

 

今日はyamaoka以外に、「俳壇」編集長の安田まどかさん、「俳句四季」編集長の上野佐緒さん、「俳句界」編集スタッフの松本佳子さん、喜怒哀楽書房の木戸敦子さんがお見えになっていた。(みな女性!)
「俳句大会」では選を致したり、二次会ではカラオケで歌ったり(yamaokaは歌えず……)これまであまり経験のない俳句結社の新年会だった。
「カラオケ」は「爽樹」の皆さんとても上手で、歌ったり踊ったりわたしはただひたすらそれを楽しませていただいたのだった。

 

 

 

「爽樹」の皆さま、
今日は楽しい会にお招きいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2020/1/26より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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