神保町にある学士会館にて、俳誌「馬醉木」100周年祝賀会が開かれ、うかがう。
風もなくよく晴れた一日となった。
100周年って思うと頭がくらくらするほどの歳月である。
ご挨拶をされる徳田千鶴子主宰。
「伝統をひきつぎつつ、新しいことにも挑戦していきたい」と。
岡田貞峰氏のご挨拶は、水原秋櫻子と立山に登ったときの思い出を語られた。
「秋櫻子先生は、なんとか立山から剣岳を見たいという強い希望がありました。その念願がかなって、剣岳をみた先生は「おう」と言って、しばらくかたまったように食い入るように見ておられました・そして3,4分立ち尽くしておられたのでした」
岡田貞峰氏ではなくては語ることのできないお話をうかがうことができたのだった。
龍胆や巌頭のぞく剣岳 秋櫻子
「馬酔木」の俳人である平子公一さんは空手をやってらっしゃるという。
その若きお仲間(?)のお二人が空手を披露してくださった。
お名前を伺いそびれてしまったのだが、拝見してその気迫におどろいた。
小学5年生の女子と大学生の男子である。
ほんとうにお名前を記せずにごめんなさい。
会場をみごとに制圧し、気迫だけが伝わる。
今日の来賓の方々と記念撮影。
徳永千鶴子主宰とお母さまの水原春郎夫人を囲んで。
徳田千鶴子さま、そして「馬醉木」の皆さま、
創刊100年おめでとうございます。ほんとうに素晴らしいと思います。
こころよりお祝いをもうしあげます。
編集をふらんす堂がお手伝いをいたしました。
今日いただいた冊子「馬醉木山脈展望」
これを拝見すると、いかに多くの著名な俳人を輩出してきたか、おどろくばかりである。
100年の伝統の重みとその意義がよくわかる一冊である。