今日は、新宿・京王プラザで、俳人協会主催の「創立60周年記念式典」「令和3年度俳人協会四賞授与式」「令和3年新鋭俳句賞・評論賞授与式」が行われる。

ご挨拶をされる大串章俳人協会会長。

「創立60周年」の式典では、2人の功労者の方が表彰される。
落合水尾、西嶋あさ子の各氏。
写真は、右より佐怒賀直美、落合水尾、西嶋あさ子、森田純一郎の各氏。
記念講演は、嵐山光三郎氏による「私の芭蕉」。

嵐山光三郎氏。
「令和3年度俳人協会四賞授与式」の受賞者の方は、
第61回俳人協会賞 津川絵理子句集『夜の水平線』(ふらんす堂)
第45回俳人協会新人賞 受賞句集なし
第36回俳人協会評論賞 西田もとつぐ著『満州俳句 須臾の光芒』(リトルズ)
根本文子著『正岡子規-中川四明を軸として』 (笠間書院)
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右から津川絵理子、西田裕子(もとつぐ夫人)、根本文子の受賞者各氏。
西田もとつぐ氏はご逝去のため、裕子夫人が代わって出席。
「令和3年度新鋭俳句賞・新鋭評論賞授与式」の受賞の方は、
第5回新鋭俳句賞正賞 伊藤幹哲(いとう・まさのり) 「落葉松霧氷」
〃 準賞 金澤諒和(かなざわ・りょうかん)「大樹」
〃 準賞 玉木たまね(たまき・たまね)「狐村記」
第8回新鋭評論賞 池田瑠那(いけだ・」るな)「虫愛ずるひと、犀星」

右より、池田瑠那、伊藤幹哲、金澤諒和、玉木たまねの各氏。
みなさんそれぞれ素晴らしいご挨拶をされた。
すべては、俳人協会より映像配信されることになっていますので、それを是非にごらんくださいませ。
ゆっくりとお話がしたかった。

ご挨拶をされる津川絵理子さん。
「私はずっと、「南風」で俳句を始めて、「南風」で鷲谷七菜子先生と山上樹実雄先生の下で俳句を作ってきました。そして今は、村上鞆彦主宰と「南風」俳句の皆さまと共に俳句をつくっております。こうして受賞できたのは、村上主宰と「南風」の皆様のおかげだと思っております。きっと、いまは亡き先生方も喜んでくださっているんだろうなと思っております。」とご挨拶。(一部のみ抜粋)
こころよりお祝いを申し上げます。
(ふらんす堂「編集日記」2022/11/16より抜粋/Yamaoka Kimiko)