「晨」35周年のお祝いの会2019.6.26

 

昨日の京都のウェスティン都ホテル京都で行われた「晨」35周年のお祝いの会について、すこし紹介したい。
外部のお客さまは、おもにメディア関係の方のみで、晨同人、晨詩友の方が中心となったお祝いの会であった。

第1部では、元毎日新聞社専門編集委員で文芸ジャーナリストの酒井佐忠氏による講演があった。タイトルは「花月のコスモロジ-と現代俳句」と題して、大峯あきら著『花月のコスモロジー』を読み解きながら、大峯あきらの俳句を考察したもの。大変興味ふかく拝聴した。

 

01

 

 

酒井佐忠氏。

 

「大峯あきらは、宗教家、哲学者、詩人としてあったが、とりわけ詩人としての姿をおのれに求めた」

 

と講演。
(いずれ「晨」でこの講演は収録されると思うので一読をおすすめしたい)

 

第2部の開会の挨拶は、中村雅樹代表。
山本洋子代表は、ご体調がおもわしくなく出席がかなわなかった。お目にかかれなかったのは大変残念だった。

 

中村雅樹代表は、昭和58年10月号に書かれた大峯あきらの「良い俳句をつくる」という俳句への思いに触れながら、今後の「晨」のあり方について語られたのだった。

 

02

 

 

中村雅樹代表

 

「中村雅樹でございます。二時間前に代表となりました。(笑)ほやほやでございます。本来ならば山本洋子名誉代表の方からお言葉があるはずだんですけれども、ご体調がままならずご出席はかないませんでした。3月の終わり頃だったでしょうか、この大会に出席することをずいぶんと意欲を以て楽しみにしておられたのですが、その具合が悪くなってしまいました。」

 

というご挨拶ではじまり。

 

「大峯先生は、20代のときから俳句の根源をさぐっていく、根源を求めていく、そういった思索を重ねられてきました。日本の文芸である俳句の根源を探っていくと普遍的な詩という大きな水脈にぶつかるわけです。この水脈からエネルギーが出てくるわけです。こうしたことを当時の大峯先生はかかれているのですが、ここに晨の思いがあるのです、わたしはこうした「晨」の思いそのまま受け継いでいきたいと思っております。」
とご挨拶をされたのだった。

 

 

 

 

03

 

乾杯の音頭は、茨木和生氏。

 

 

俳誌「晨」には存じ上げている方も多く、なつかしい方にもお会いできて、心和やかなお祝いの会となった。
お名前をおひとりおひとり挙げませんけれど、お目にかかれて本当に嬉しく思っております。
お声をかけてくださった方々、あらためて嬉しかったです。

 

 

 

会場の「晨」の皆さまの様子を写真にとれば良かったと後悔している。
おいしいお料理にすっかり心を奪われたしまったyamaokaだった。

 

 

山本洋子代表、中村雅樹代表、そして「晨」の皆さま、35周年おめでとうございます。
同人誌としての良さを大切にさらに充実したものになられますように。

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2019/6/24より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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