プチ★モンド
創刊100号記念短歌のつどい2018.7.10
長時間にわたりまして、朝から講演そして歌評会、極めつけはシンポジウムと続きました。皆さま、お疲れが残っているかもしれないけれど、充実したお時間が過ごせたのではないかなと思っておりますし、そうであって欲しいと願っております。「プチ★モンド」では毎年、「短歌の集い」という全国大会に似たような会をしておりますけれども、今年は創刊100号に当たります。100号と聞いて、「ちっぽけ」と思われるかもしれませんけれども、「プチ★モンド」は四季、春夏秋冬に1号ずつしか出しておりませんので、100号まで続くというのはそれなりの年月なんですね。今私が××歳なので(笑)、2×年前までは、××歳だったわけですね(笑)。その××歳分だけ年は重ねましたけれども、それを差し引きしても気持ちだけやっぱり新鮮な思いでいつも短歌に臨んでいきたいなと思って参りました。その気持ちのひとつの形として、今回は「100号の記念になることをしてみたい」と思っておりました。
「プチ★モンド」100号の雑誌の中でもそれなりに特集を組みました。そして、今日できあがったばかりの101号では、「未来短歌会」の有望な歌人、服部真里子さんと私との対談が載っております。その対談も「メール対談」といいまして、お互いにメールで意見を交換するというスタイルをとっております。今回のシンポジウムにあたる内容をあらかじめ私と服部さんとの間で議論を交わしました。皆さまのお手元に届きましたら、読んで頂いて、今回のシンポジウム、服部さんと私とのメール対談を通してひとつの問題の定義、およびその解決まではいかないにして、どうしたらこれからの短歌、若い世代との間で相互のよい理解が叶うものか。叶ったうえでどういった形で短歌という長い長い時間をかけて熟成してきたこの詩が継承されるのか、そんなことを考える手立て、よすがとできたらいいなと思っております。
小島ゆかりさん(コスモス)、松村正直さん(塔)、遠藤由季さん(かりん)、笹公人さん(未来)、朝からお力をお借りいたしまして、今回の歌評会、シンポジウムと前々からご準備をして頂きまして、臨んで頂きました。ありがとうございました。心より御礼を申し上げます。皆さま、本当に今日はありがとうございました。