
9月の最後の日。
小石川後楽園(涵徳亭)にて、第14回田中裕明賞の授賞式が開催される。
このブログで、写真を中心にその模様をおおまかであるが紹介しておきたい。

吟行会は12時半集合。
おおかたのメンバーがそろって受賞者の岩田奎さんを待っていたところ、
12時半ちょうどに劇的(?!)に登場。
手になにかかかげている。


蟷螂(かまきり)だ。
聞けばこの近くで見つけたということ。

美しい。。
時間どおりにそろったメンバーで吟行をはじめることに。

まずは集合写真。
左から、森賀まり、髙田正子、相子智恵、岩田奎、越智友亮、関悦史、斉藤志保、夕雨音瑞華、杉原祐之、椎名果歩、の皆さん。
小川楓子さんは残念ながら発熱のため急遽、参加がかなわず。
髙柳克弘、佐藤郁良のお二人はあとからの参加。

岩田さんの蟷螂はいつのまにか森賀まりさんの手に。

そして、関さんへ渡されて。

関さんはとても律儀にそれを運ぶ。

そしてふたたび森賀さんへ。
「虫はきらいなんです」って言いながら、森賀さんちょっと楽しそう。

関さんは句作へ。

相子智恵さんと、夕雨音瑞華さん。
夕雨音さんのドレスの色は曼殊沙華の色もあせるほど。

岩田奎さんが、蟷螂を水につけて蟷螂のお腹に寄生している「はりがね虫」を出してみせるという。

蟷螂のお尻を水につける。

こんなふうに。
すこし待っていたのだけれど、うまく出てこなかったようだ。

岩田さんの指を攻撃する蟷螂。
あらら。
やがて、この蟷螂は、小石川後楽園の庭園に放たれることになった。
岩田さんに、「虫にくわしいんですね」と言ったら、
「小野あらたさんは、もっと詳しいです」って。
う~む。それはわかる。


椎名果歩さん。

斉藤志保さん。

記念撮影。

刈られた稲をのぞきこんでいるのは相子智恵さん。

小さな田圃が広がっている。
案山子も元お殿様の庭園だけあって、格式ある水戸光圀公?

そして東京ドームに隣接している。

越智友亮さんにばったり。
越智さんとは10数年ぶり。
「すっかり大人になられたわね」とご挨拶。
明るい笑顔はかわらない。





うずくまってじいっとみている椎名果歩さん。
それを見ていた森賀まりさんが、「岸本尚毅さんを思い出しますね」と。


山岸由佳さん。

遅れてきた髙柳克弘さん。
スーツの青がとてもいい色。

佐藤郁良さんは、授業をおえて参加。
髙田正子さん、森賀まりさんと。

相子智恵さん。

斉藤志保さんと山岸由佳さん。

杉原祐之さん。
転勤さきのシンガポールからの参加である。

ソフトクリームを食べる髙柳さん。

おなじく夕雨音瑞華さん。
いよいよ句会がはじまる。
5句出しの5句選、うち一句特選である。
以下は句会風景。











今回の立役者である「蟷螂」がどんな風に詠まれるか、楽しみだった。
そしてさまざまに蟷螂が登場する。
この吟行句会の結果は、電子版「第14回田中裕明賞」にてお読みいただきたく。。

小石川後楽園の池にいた翡翠。
(ふらんす堂「編集日記」2023/9/30より抜粋/Yamaoka Kimiko)