「海」35周年お祝いの会2018.7.31

 

昨日行われた俳誌「海」の35周年のお祝いの会を紹介したい。
早稲田のリーガロイヤルホテルにて開催された。

 

ふらんす堂からスタッフのPさんが出席。

 

ご挨拶をする高橋悦男主宰。

 

01

 

本日は「海」35周年祝賀会にお忙しい中、また遠路はるばるおいで下さいまして誠にありがとうございます。
ささやかな祝賀会ではございますけれども、しばらくの間お付き合い願います。
「海」を創刊して35年が経ち、まさかこんなところでこんな大きな祝賀会をするというのは創刊当時は思いもしませんでした。
私は大学を出るまでは、私は小説家になりたかったんです。芥川賞も本気でとれると思っていて、2・3回チャレンジしたんですけれどもかすりもしなかった(笑)。小説家を諦めて、学校の成績は良かったから学校の先生になろうと方向転換をして大学院に進学したんです。そして、大学の教師になったんですけが、もともと作家志望で勉強があまり好きではないものですから、小説家になれず、なんとなく暇つぶしみたいに作っていた俳句の方で、いまここに立っているのです。「海」は昭和58年7月に創刊いたしました。なぜ7月かと申しますと、7月が私の誕生日だからです。
生まれ変わったつもりでもう一度自分の人生をやり直そうというつもりで創刊いたしました。
今の私にとって俳句は「すべて」というと言い過ぎかもしれませんが、それに近い存在であります。
35年が経って、これだけの方々に集まって頂いてお祝いして頂くことを本当に有難いと思っております。本日はどうもありがとうございました。

 

 

 

 

02

 

司会は日下野由季さん。

 

 

 

03

高橋悦男、日下野仁美ご夫妻。

 

 

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2018/7/17より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

 

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