今日は京王プラザで、俳人協会主催による新年祝賀会、および俳句大賞、新鋭俳句賞、新鋭評論賞の授賞式がありうかがう。

「未曾有な困難な中でわれわれは粛々と俳句をつづけていかなくてはならない」とご挨拶をする大串章会長。
「第29回俳句大賞」は以下の方々に。
【大 賞】 ほうたると同じ水飲み老いにけり 栗原稜歩(出雲)
【準 賞】 被爆樹の影より抜けて瑠璃揚羽 森藤千鶴(馬醉木)
【プラチナ賞】 熊撃つて後は優しきまたぎの眼 蒲田吟竜(航)

ご出席の森藤千鶴さん。
「第6回俳句新鋭賞」は、

芳山 遊さん
俳句にも詠まれているが、芳山さんは「50箱の蜜蜂をかっています。」と蜜蜂の生態についてお話をしたのである。すごく興味深かった。
女坊蜂にたいして、雄の蜂はおよそ100匹、雌の蜂は3万くらい。働き蜂は雌でほんとうによくはたらく。雄ははたらかない。やがて雄は雌から追い出されるのだそうだ。

木内 縉太さん。
「俳句をどう学んでいいか最初わからず、結社ってなにかあやしい、って思っていたが、いま「澤」に入会してたいへん充実している」と。
今日は小澤實主宰をはじめ「澤」の方々がたくさんお祝いにいらしていた。
「第29回新鋭評論賞」は、

渡部有紀子さん。
「現在のロシアによるウクライナ侵攻を見て、戦火想望俳句へと思いをいたした。日野草城という俳人をとおして、戦火想望俳句が生み出されたかをテーマとした」とご挨拶。

記念撮影。
こころよりお祝いを申し上げます。

閉会のご挨拶をする能村研三理事長。
「毎年この新年のつどいは、ウイークデイに行っていたが、今年は若い人に出てもらいたく思い切って土曜日に開催した。良かったと思う」とご挨拶。
以下のサイトにアクセスされれば、選者のことばなども読めるとおもいます。