12日市川グランドパレスにて行われた「沖」新年会の模様である。
すこしご紹介したい。
ご挨拶される能村研三主宰。
改めまして新年おめでとうございます。
今年は2020年という大きな節目の年ですけども、4年に一度のオリンピック・パラリンピックが行われる年でもあります。
また、「沖」にとっては今年の10月26日に創刊50周年の記念事業があるということで、数年前から準備にかかっておりますが、着々とその日が近づいて参りました。
50周年というのは過去を振り返るだけではなくて、これからの20年30年と、前へ向いて行こうと、そういう未来へと「沖」が続くように、また俳句が続くようにと大きな願いを込めて50周年をやっていきたいと思います。
「沖」もこういう伏し目の年にはかならず誰か良いことしてくれる方がいるんですけど、今回も俳人協会の俳句大賞に杉本光祥(こうしょう)さんの作品が選ばれました。この賞は協会員1万5000人の方全員にお手紙を出して、6000句くらいが集まります。その中から杉田さんの句が選ばれました。
「沖」にとっては3人目ですね。20数回催されたその中で「沖」から3人も受賞者がいるというのはすごい力だなと思っております。
今日は本当に北は青森から南は福岡まで、全国から多くの方が集まって頂きありがとうございました。
これからひとつひとつ、「沖」が「ワンチーム」になって50周年に向かって行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
句集『すてん晴』を刊行した佐々木よし子さんは、第42回珊瑚賞という結社賞を受賞されました。おめでとうございます!
(ふらんす堂「
編集日記」2020/1/15より抜粋/Yamaoka Kimiko)