第14回田中裕明賞
授賞式&お祝いの会2023.10.5

 

9月30日午後5時半より、小石川後楽園の涵徳亭にて行われる。

 

 

 

司会はスタッフのPさん。
で、わたしの主催者としてのご挨拶があって、岩田奎さんへの賞の贈与がある。

 

 

 

 

 

 

 

来賓の森賀まりさんの、ご挨拶。

 

 

 

 

 

そして森賀まりさんより、田中裕明第2句集『花間一壺』の贈呈。

 

 

 

選考委員を代表して、関悦史さんより選考経過報告。

 

 

 

受賞者岩田奎さんが所属する「群青」の代表としてそしてこの選考委員でもある佐藤郁良さんがご挨拶。

 

 

 

会場風景。
授賞式の最後は、受賞者である岩田奎さんのご挨拶。

 

 

 

 

とてもいいご挨拶だった。
驚いたのは、岩田さん、大阪豊能郡能勢町にある田中裕明さんのお墓に行かれたということ。しかも長い時間を自転車を漕いで。その時のことをお話くださったのである。
 
 
お祝いの会の前に参加者全員で、集合写真。

 

 

 

 

 

いよいよお祝いの会
 
ことしは素餐であるが、お食事を用意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、選考委員のおひとり、髙田正子さんから開会のご挨拶。

 

 

 

 

髙田正子さんは、今日出席されている応募者の方々の句集より一句ずつ選んでそれについて語られたのだった。

 

 

 

 

第13回田中裕明賞の受賞者である相子智恵さんによって乾杯の挨拶。
嬉しかったのは、「田中裕明賞はどうしても応募したい賞だった。それは応募者へのリスペクトがあるから」と語ってくださったこと。
これはまさに主催者としての意を酌んでいただいたとの思いがある。
以下より、応募者のみなさまのご挨拶。
お名前の五十音順に。

 

 

 

 

伊藤幹哲さん。
句集『深雪晴』伊藤さんは授賞式より参加。子育て真っただ中をぬってのご参加。「馬酔木」同人。

 

 

 

越智友亮さん。
句集『ふつうの未来』。池田澄子さんに師事。

 

 

 

 

斉藤志保さん。
句集『水と茶』「東大俳句会」所属。

 

 

 

 

椎名果歩さん。
句集『まなこ』。「鷹」同人。

 

 

 

 

杉原祐之さん。
句集『十一月』。「山茶花」「夏潮」同人。

 

 

 

夕雨音瑞華さん。
句集『炎夏』。「鷹」同人。

 

 

 

渡部有紀子さん。お祝いの会からのご参加。
句集『山羊の乳』。「天為」同人。
ほかに山岸由佳さんからもご挨拶をいただいた。
句集『丈夫な紙』「炎環」同人。(お写真掲載は辞退)
また、都合で今回参加がかなわなかった小山玄紀さんより、岩田さんへのお祝いの言葉をいただいてあった。
担当の文己さんが代読をしたのであるが、とてもいいお祝いの言葉であった。
小山さんの句集は『ぼうぶら』。「群青」所属。
そして発熱のため急遽出席がかなわなかった小川楓子さんより好きな一句をいただいており、それを発表。
応募者の方が『膚」をどう読み、そしてどんな一句をとりあげておられるか、電子書籍版にて読んでいただきたい。
そして今回は岩田さんがお招きした俳句のお仲間が大勢いらしてくださった。
50音順にてご紹介をしたい。
俳句をとおしての親しいお仲間のこと、みな「群青」に所属されている。
どなたも、岩田さんに向かって話しかけるようにご挨拶。
それが素敵だった。

 

 

 

 

筏井遙さん。
岩田さんとは同級生。

 

 

 

 

板倉ケンタさん。
同級生

 

 

 

 

 

大熊光汰さん。
同級生。「南風」に所属されている。

 

 

 

 

小野あらたさん。
先輩。
第9回田中裕明賞を受賞されている。

 

 

 

 

笠原悠路さん
同級生。

 

 

 

小林鮎美さん。
「群青」のお仲間。

 

 

 

 

 

佐々木啄実さん。
後輩。

 

 

 

 

塩崎帆高さん。
同級生。

 

 

 

 

寶子山京子さん。
お心のこもった挨拶をされた。
「群青」のお仲間

 

 

 

 

谷田部慶太さん
後輩。
「岩田さんは雲の上の人」と。

 

俳句メディアの方々もいらしてくださった。
ひと言と好きな句をお願いした。

 

 

「俳句」編集長 石川一郎さん。

 

 

 

 

「俳句四季」編集長  上野佐緒さん。

 

 

 

 

「俳壇」編集部 為永憲司さん

 

 

 

「俳句界」編集部 松本佳子さん。

 

 

 

 

皆さんのお言葉に対して、岩田さんからの御礼のご挨拶。

 

そして最後は、髙柳克弘さんの閉会のご挨拶。

 

 

「とても良い会だった。そして、選考委員の理解をこえるような俳句でさらに挑戦してほしい。わたしたちはすでに受賞者と選考委員という関係ではなく、ライバルである」と。

 

 

みな、語る人の言葉に一心に耳をかたむけ、一言も聞き漏らすまいという会となった。
閉会後の交流ショットをいくつか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩田奎さま。
おめでとうございます。

 

 

(ふらんす堂「編集日記」2023/10/1より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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