俳誌「未来図」35周年祝賀会2019.10.7
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中村草田男師系とし、鍵和田?子を主宰とする「未来図」が目指すものは、「作者の生の実感を作者自身の言葉で生き生きと詠う」ことです。わたしどもは個性を発揮できるようこれからも努力を重ねてまいりたいと願っております。
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草田男先生は、文芸の「絶対」を生涯かけて求め続けた。私はとても先生のようにはいかないが、俳諧の真実を大事にして一筋の「風雅の誠」の道を歩み続けたいと思う。老いの身にとって、まことに心許ない歩みではなるが、俳句の新しみを探り、文芸の世界の無限の天空を見つめてゆきたい。
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鍵和田主宰の言葉に、「誰もが檜になる必要はない、大きな木でなくてあすなろでかまわない。それぞれ個性を伸ばして欲しい。」そのように私たちは指導を受けました。多様性を大事に、「未来図」を主宰とともに歩いてきた私たちはのびのびと俳句に接してまいりました。皆さまには、どうぞこれからも「未来図」を見守っていただき、鍵和田主宰の健康をお祈りしていただきたいと思います。
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