今日は午後1時から京王プラザでおこなわれる俳人協会の「新年の集い」にPさんと伺う。
そこで「俳句大賞」と「新鋭俳句大賞」の受賞式もある。
ご挨拶をされる大串章会長。
第25回俳句大賞は、掛井広通氏。
受賞作品は、
紙漉きの水の表を使ひけり
いまは俳誌「くぢら」の創刊メンバーとして、「くぢら」を中心に俳句を頑張っておられる。
二冊ともわたしが担当し、その作品もよく存じ挙げているのだが、お目にかかることはなかった。
ただ、とても寡黙な人である、ということは知っていた。
今日はじめてお会いすることができたのだが、
「yamaokaです」と申し上げたとき、すばらしく明るい笑顔の掛井さんだったのが嬉しかった。
あらためて今日のご受賞をお祝い申し上げたい。
この俳人協会俳句大賞の準賞は、おふたり。
村上尚子さん 白鳥と同じ光の中にをり
片方みち子さん えご散るやきのふの白へけふの白
大賞を受賞された掛井広通さんと、村上尚子さん、片方みち子さん。
第2回新鋭俳句大賞は、町田無鹿(むしか)さん。
町田無鹿さんは、「澤」に所属しておられる。この賞は俳人協会会員でなくても応募でき、公開審査という形をとっている。選考委員長の藤本美和子さんの経過報告をうかがったのだが、なかなか論議が白熱した選考であったようだ。
町田無鹿さん。
ハキハキとしたご挨拶が好印象だった。
受賞された皆さま、
おめでとうございます。
こころよりお祝いを申し上げます。
(ふらんす堂「
編集日記」2019/1/15より抜粋/Yamaoka Kimiko)